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株式投資が分かる会社四季報活用入門





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思惑が外れたときの対処法について


残念ながら運だけで株式投資で安定した利益を積み上げていくことは難しいです。運は長く
は続かないからです。ですので、それなりに日頃から会社四季報を読み込んだ上で、銘柄
分析、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析を行なう必要があります。



もちろん、運を否定するつもりは全くございません。ですので、上述したことをしっかりと行な
うことによって運を味方にすることで運用成績がさらに高まると思います。



実際に株式投資を行うと、怖いくらいに自分の下した判断が的中することもあれば、全く何を
やってもうまくいかない時の両方を経験することになります。



上手くいっている時は良いですが、一転して上手くいかなくなって、無理に強気を装って相場
に入ると痛い目にあうことが多いです。こうした状況下では、無理をせずに、取引しやすい
相場が訪れるまで、静観し続けることも必要なんです。



こうすることにより、確実に損失を抑えることができます。株式相場では攻め続けるばかりで
は勝つことは難しく、守るべきときはしっかりと守る必要があります。そして、攻める時期に
入った時には、すべての迷いを捨て、積極的に攻める必要があります。



取れるところで、勝機をものにしないと、その後しばらくの間チャンスは回ってこない可能性が
高いので、利益を手にできるときにはしっかりと利益を確保してください。



繰り返しになりますが、株式相場では、ありとあらゆることが起きますので、投資家の判断を
誤らせます。ですので、相場に入る前に必ずどのように撤退するのか、いつ手じまうのか、
といったことに関しても、あらかじめ考えておく必要があります。



こうしたことを行なうことによって、必然的に心理的な迷いが少なくなります。そして想定外の
ことがおこった場合は全部のポジションを速やかに撤退します。


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