株を取引するための売買手数料をはじめとした各手数料が自由化となったことによって、今
現在、各証券会社は独自の手数料体系を設定しています。こうしたことから個人投資家の
争奪戦が激化することとなったわけですが、一時よりだいぶ落ち着いています。
基本的に各証券会社では金額が大きいと割安になるだけではなく、同時間に受けた注文を
銘柄に関係なく一まとめで計算します。そして、日計りの場合は売りと買いで1回とし、それ
以外にも内容によって手数料が割安となる証券会社もあります。
そして、手数料以外にも、銘柄分析を行なうプログラムなど、実際に各証券会社が提供して
いるサービスの向上は驚くべきものがあります。
以前は株の売買からえられる利益は原則的に非課税だったのですが、その当時でも個人
投資家の範疇を越えた大量および、頻繁な売買に対しては課税されておりました。
年間の売買株数と売買回数によって判断されるわけですが、同一日および同一時間に出し
た売りまたは買いの別が同一の注文についてはまとめて1回とカウントされていました。
こうしたことから、大口で売買する投資家は、必然的に節税する必要があるので法人を設立
したり、できるだけ注文まとめて出すことによって、申告の際に一口注文を証明するための
売買注文総括表を証券会社から発行を依頼します。
今現在、売却益は当然のことながら課税のため、上述したようなことは行なわれませんが、
今後も法律が改正されることで個人投資家の不利になることがあるかもしれません。
ですので、いつでも対応できるように心掛けたいものです。
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