米国の大手金融機関に関する材料が市場で報じられるたびに株式
市場全体が大きく動きますが、金融危機が依然として拡大傾向にあ
るため、今後もこうした傾向が続くことが予想されます。
こうした状況下では銘柄選びには本当に苦労します。これまで通り
に自分の得意とする銘柄群を売買しても利を乗せるのが難しいです。
そん中で、連日のように小型株の中から突飛高や突飛安するような
銘柄を多く目にしますが、動きの良さに目を奪われます。
値動きが大きいので、上手く買いタイミングを図ることができれば大
きな利益を得ることが出来るのではないかと思えてしまいます。
しかし、値動きが一筋縄ではいかない場合が多いので、タイミングを
はかるのが難しいので思ったほど利を乗せることができませんので、
思惑が外れた場合は、本当に素早い投資判断が求められます。
また、日本の株式市場は4000前後の銘柄上昇しているだけあって、
流動性にばらつきが多いので、実際に個々の銘柄だけをみて売買す
るのは相場の動きを把握するのが非常に難しいです。
ですので、ある業種に絞って業種全体の動きを把握した上で銘柄を
選ぶ方が効率的です。そして、業種もできるだけ細かく絞ります。
金融関連株であれば銀行株を中心に売買することを決めると、銘柄
を選びやすいです。メガバンク以外の銘柄を比較したりしながら銘柄
を選んでいきます。メガバンクだけを取引するのも面白いです。
ご存知の通り、今現在、金融関連株は米国の金融関連株の動きに
大きく影響されていますので、こうした傾向を利用するために、米国
市場全体の動きをしっかりと把握する必要があります。
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