『三洋電機、決算4年分を自主訂正へ』
疑惑の渦中にある三洋電機は、27日におこなわれた取締役会で、4年分にあたる、
平成13年3月期〜16年3月期までの単体決算を自主的に訂正する方針を決めました。
三洋電機は、一日もはやく、企業イメージや信用力の低下を抑えるために、3月中
にも訂正を行って問題解決へ向けて、すでに動き出したもようです。
三洋電機は、問題の4年間の決算について問われると、問題とされる関連会社の
株式評価を見直すことで、決算発表時には見送っていた損失の計上を行う方針
です。損失処理の詳細は「まとまりしだい開示する」とのこと。
疑惑については証券取引等監視委員会が引き続き調査しているもようです。
今後は、三洋電機が自主訂正した決算を監視委が適切と判断すれば、その時点で調査
は終了となりますが、仮に、さらなる訂正を求められる事態に陥ったばあいは、法令上、
課徴金の支払い命令を受ける可能性が高まるとのことです。
(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000011-san-bus_all
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