会社四季報から、設備投資、研究開発費から企業の未来像を測ることができます。
設備投資や研究開発費は、企業の将来に向けた成長戦略の姿勢を示すものです。
設備投資は修繕や補修などの更新投資と生産の能力増強のための新規投資あり、
額が大きくなるのは一般的に新規のほうです。
事業拡大にお金をつぎ込むのですから、自信がないと踏み切ることはできません。
同業他社の傾向と比較しつつ、増加傾向が続く場合や売上高に占める比率が上昇
している場合は、次の成長ステップへ入りつつあると判断出来ます。
設備投資を増やすことで減価償却費が増えることとなります。
このため減価償却は将来の設備投資に向け、設備金額を毎年1定割合で無税で
費用化できる制度となっております。
損益計算書では費用なので利益を圧迫するのですが、資金は投資時に払って
いるので実際には減少しません。
将来に向かい資金が積み上がっているといえます。
研究開発費は将来の成長を牽引する製品等も見つけ出すコストといえます。
売上高比が高ければ研究開発型企業といえます。
数年間継続して増減をいていく必要がございます。
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