いくら、その道のプロといっても証券アナリストが日々ウォッチする
ことができる銘柄にも限りがあります。
恐らく上場している企業の半分も無理ではないかと思います。特に
金融不安が広がっているような昨今の状況では難しいでしょう。
実際に確かめたわけではないので何ともいえませんが時価総額の
大きな銘柄ほどアナリストが張りついているように見受けられます。
こうしたことから、有益とされる投資情報をいち早くクライアントに流
すとされていますので、業績の実態が直ぐに株価に反映されてしま
いがちですので、情報量で個人投資家では太刀打ちできません。
そうした反面、中小型株の場合であれば、担当する証券アナリスト
が少なかったり、全く無視という場合もあるようです。
ですので、中小型の地味な銘柄の情報は市場全体に伝わるのが
遅いので、一早くかけつけて大きな利益を享受できる可能性が高
いことから、有益な投資手法であるといえます。
敵がいないところで活動するわけですから、不安な要素も当然の
事ながらあります。情報が中々入ってこないので、何を信じれば
よいのか迷われるときも少なからずあると思います。
また、それらが株価に織り込まれるのに時間がかかります。我々、
一般の個人投資家はこのタイムラグを見逃さずにしっかりと利用
してリターンを狙えばよいのです。
小型株は流動性の面で難点がありますので、あまり期待できない
ので、この方式では中型株の方が良いでしょう。
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